観光地紹介のあらまし

 ●司馬台長城は、北京市内から北東に約120キロ離れた郊外に位置し、金山嶺長城や白龍潭風景区に隣接する。
明代からそのままの険しい姿と雄大さを残す長城で、勾配が急で、天梯(天へのぼるハシゴ)と呼ばれ有名である。
全長は19キロで、絶壁を延々と曲がりくねり東西に広がる。
城壁両側の上部の壁は防衛用の投石射撃用の窓、狙撃壁の向きもそれぞれ異なる。
東側には城楼が16ヵ所あり、さまざまな形をしている。
最も有名なのは第15楼「仙女楼」と第16楼の「望京楼」で、望京楼は最も高い場所にある。
勾配が最も急なのは、第14楼の「天梯」で85度あると言われている。
第18楼の「将軍楼」はすばらしい麒麟のレリーフがある。
現在は第12楼までしか見学できない。
長城のふもとには司馬台ダムがあり、湖でボートや釣りも楽しめる。

●八達嶺長城は、北京から約60キロ離れた居庸関の北に位置する。
保存状態がよく、長城の中でも代表的な区間で観光客が最も多い。
長城の城壁は、中国が統一された秦の始皇帝の時代に、「匈奴」の侵略から領土を守るために建設され、その後、城壁は拡大と延長され、明朝の時代に完成したといわれている。
城壁の総延長は、7300キロで、城壁は、西は嘉峪関の砂漠から東は渤海まで続く。
高さは平均、7.8メートル、土台は重さ500キロの巨大な花崗岩で築かれている。
城壁の上には、馬5頭もしくは、人10人が並んで進むことができる。
世界最大の人造の構築物で、人工衛星から観測できる地球上唯一の構造物でもある。
東西に1つづつある城楼は古代の関所で、明の弘治十八年(1505年)に建造された。
東の門には「居庸外鎮」、西の門には「北門鎖鑰」と字が彫られている。
1987年世界文化遺産に登録されている。

●軍都山長城は、北京市内の北郊外、73キロ離れた懐柔県の北20キロの軍都山の頂に位置する。
北斉時代(555年)の長城で、明代に居庸関とともに北方の防御強化のために造営された全長2キロの長城である。
標高千メートルの地点に関所があり、ふもとからは千段の石段を登るが、ロープウェイもある。
城壁の高さは平均6メートル、幅4メートル。
勾配がゆるい場所に、射撃用の穴があり、22の望楼が50メートル間隔で作られている。
八達嶺ほど雄大ではないが、周辺に樹木が生い茂り、灰色の城壁とのコントラストが美しく、まるで緑の海にくねくねと横たわる巨竜を思わせる。 


●金山嶺長城は、北京から北東へ130キロ、河北省と北京市の境にある長城。
明代に名将戚継光がモンゴル軍の侵入防止のために修築された。
全長47.5キロのレンガ造りの長城は、標高千メートルの険しい峰峰に衝立を立てたようにどこまでも延びる。
金山嶺長城付近は、数百メートルの間隔で見張台が建てられ、正方形のものも円形のものもある。
晴れた日には、はるか南に司馬台長城が望め、金山嶺から司馬台まで1日縦走することも可能。
長城トレッキングや長城マラソンといったイベントも毎年行われている。
周囲を緑に囲まれた比較的歩きやすい長城である。

●黄崖関長城は、天津市薊県の北28キロ、崇山峻嶺にに位置する。
北斉天保七年(557年)ここに関が設けられ、その後幾度かの修築を繰り返し、明代に大規模な工事が行われ現在の姿になった。
長城の壁は黄色く、夕日に照らされると金色に見える。
北斉時代の烽火台や八卦迷宮、毛沢東詩詞墨跡碑林などが展示も充実している。
黄崖関長城の近くには、盤山、独楽寺、八仙山、九龍山、翠屏湖、石趣園など、
数多くの観光スポットがある。
馬に乗って、長城に登ることもできる。

●虎山長城は、丹東市内から南に20キロ離れたところにある。
明代に造営され、明代の万里の長城の東端の起点であった。
長城が建てられている寛甸県虎山郷虎山村、虎村の南麓の地名から、虎山長城と呼ばれている。
現在約200メートル、見張り台3つ、北の方角には、6つのの壁台が残っている。
虎山の形はトラが横になっているようで、面積は4平方キロで、主峰は高さ146.3メートルある。
南に鴨緑江を臨み、北朝鮮と赤島、義洲古城と面している。
地形は険しく、堅固な防衛の要衝だった。

●別名「天下の雄関」と呼ばれる山海関は万里の長城の最東端にあり、明代に馬勝によって北方からの異民族の侵入を防ぐ目的で作られた。
明代はトルファンのウイグル族が侵入してきたので、ここに二重の城壁をつくり西端の砦とした城壁は、高さ10メートル、厚さ8メートル。
内城の東西に三層の望楼があり、内城の城壁に治って乗馬のまま駆け登れる馬道がついている。
往時は、軍事基地として、200人〜300人の兵士が常駐していた。

●別名「天下の雄関」と呼ばれる嘉峪関は万里の長城の最西端にある。


●明の十三陵
明代十三人の皇帝とその皇后が眠る墓。楼門を過ぎると、参道には皇帝の死後も権力を守り続ける象徴としての象、馬、駱駝、功臣官、文臣官、武将像など重厚な石像が並んでいます。一般公開されているものは定陵と長陵、昭陵。定陵は、第 14 代神宗万暦帝の陵墓で、中殿には漢白玉の王座、後殿には万暦帝と左右に2人の皇后の棺が安置されている。

北京市の西北約 40 キロメートル、天寿山の斜面に点在する明朝 13 代の皇帝、皇后、皇妃の墓陵で、第三代永楽帝は明王朝の始祖である太祖朱元璋(当時の都であった南京に孝陵を造った)にならい、やはり風水の思想にのっとって天寿山の南麓を自分の陵墓と定め、在位中の 1409 年から工事に着手し、 18 年という歳月をかけて巨大な陵墓を建造した。

●天壇
天壇は中国最大の壇廟建築で、明の永楽十八年( 1420 年)に建造され、明清二王朝の皇帝が天を祭り、五穀豊穣を祈るところである。  天壇の主な建築は祈念殿、皇穹宇、圜丘壇である。そのうち祈念殿の外観は雄大で金メッキ宝頂が藍色の瑠璃瓦に葺かれ、殿内は 28 本の楠の柱によって支えられている。皇穹宇の塀は有名な回音壁で、二人が回音壁の東西両側に立ち、壁に向かって小さな声で対話することができる。

●頤和園
中国に現存する最大の王室公園であり、世界の最も有名な古典庭園の一つでもあり、市の中心部から約 15 キロ離れた海淀区に位置し、遼?金時代は王室の遊楽地であり、明?清時期に帝王の御苑となった。 1888 年、清朝の慈禧皇太后は海軍の軍費を流用して再建し、今の名称に改めた。同園は万寿山と昆明湖からなり、すべての建築が山と湖の形に基ずいて巧みに配置され、借景、造景の芸術も採用され、景色が変化に富んでいる。仏香閣、長廊、仁寿堂、十七孔橋、諧趣園、蘇州街、石坊が主な見所である。

●北海公園
北海公園は霊山(瓊華島)、秀水(北海)、白塔で知られる王室御園である。瓊華島にある白塔は 1651 年に建てられ、高さは 35.9 メートル、その土台はレンガと石で築かれた須弥座である。うっそうと生い茂る松柏の間に殿と閣が林立し、これらの殿や閣は水際を通る回廊でつながっている。夏は湖に舟を浮かべ、冬はスケートをすることができる。公園南門の西側にある団城は、北京城の中の城であり、団城の真中に承光殿があり、城台の上に金代に植えたマツの木があり、現在まで 800 余年の歴史がある。
 
  
 

●潭柘寺
門頭溝区に位置し、寺の後ろに竜潭があり、山に柘榴の木があることから潭柘寺と名付けられた。晋代( 365 年〜 420 年)に建立され民間に「先に潭柘寺があり、後に北京城がある」という諺がある。現存の建築は明?清二王朝の遺物であり、ほかに金、元、明、清の各王朝の塔がある。三聖殿のそばに植わった二本の帝王樹は 1000 年近くも前の遼代の遺物であるという。
    
   
 
 
●周口店北京原人遺跡
北京原人の古里は北京市房山区周口店村の西にある。 20 世紀の 20 年代に、中国の古人類学者は周口店の竜骨山の上で大昔の動物骨骼化石を多数発見し,とくに「北京人」の頭蓋骨化石の出土は全世界にあっと言わせた。 1987 年、ユネスコから世界文化遺産に指定された。 
  
 

●大観園
テレビ連続ドラマ「紅楼夢」を撮るために建造したもので、その設計と施工は世界文学名作「紅楼夢」に描かれた大観園のムードをできるだけ出すようにしている。面積は 12 万 5000 平方メートル、景観が 40 ヶ所ある。   
 
   
 
 
●香山公園
市内から 28 キロ離れたところにある山地公園で、最高点の岩石が香炉に似ていることからこのような名前が付けられた。秋になると、山のハゼノキの葉が赤くなり、人々が見に行くため、北京のホットな風景区となった。

 
  
 

●世界公園
世界公園は北京市の南西郊外に位置し面積は 46.7 ヘクタール。園内にアジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアなど各大州の風景区が 17 ヵ所あり、 50 カ国近くの 100 余カ所の有名な景観のミニチュアがある。     
   
 
 
●雍和宮
清の康熙三十三年( 1694 年)に建てられ、胤(しめすへんに真)が皇子の時の府邸で、雍親王府と称された。雍正三年( 1725 年)に雍和宮に改められ、乾隆九年( 1744 年)にラマ廟が建立された。雍和宮は三つの牌坊と五棟の大殿からなり、その万福閣の白檀でつっくた立っている彌勒仏像は、地下の 8 メートルを含めて高さは 26 メートルあり、中国最大の木造仏像の一つである。 1993 年に「ギネスブック」に収録された。
 
  
 

●中華民族
北京城の北西中軸線の上、国家オリンピックスポーツセンターの西側に位置している。園内にはミャオ、チベット、イ、トン、プイ、朝鮮、タイなど各少数民族の部落が建ってあり、観光客は少数民族の人が自分の部落で演ずる自民族の歌や踊りと生産や生活の場景を観賞し、少数民族の風物人情を理解することができる。

中華民族園は中国最大の人文博物館と民族文化センターである。

    
   
 
 
●大鐘寺
北三環路の北側に位置し、寺内の鐘は明の永楽年間に鋳造したもので、 500 余年の歴史がある。鐘の高さは 6.94 メートル、重さは 46.5 トン、内側と外側に仏教の経文 22 万 7000 余字が鋳ってあり、「中国鋳王」と称えられている。寺内には元、明、清、三王朝の造形の異なる鐘百余基が陳列されている。そのため、同寺は中国古鐘博物館とも称されている。 

   
 
●故宮博物院
北京故宮博物院(紫禁城)は中国文化が集まる中国最大の博物館。かつて明(1368〜1644)?清(1616〜1912)時代の皇居として、明時代に完成以来580年余りの歴史を誇ります。建造物それ自体が歴史的価値のある芸術作品であり、現在中国に残る唯一の宮殿建築としてユネスコ?世界文化遺産?の一つに指定されています。
紫禁城は明朝の第三代皇帝永楽帝が南京から遷都し、元の宮城跡に築いたもので、明末には大破壊をこうむったが、清がそのあとを受け継いで復興に力を注いだ。
 
  
 

●天安門
北京天安門広場は世界で一番広い広場。 1959 年の建国 10 周年を記念する北京市民の労働奉仕により、 1958 年に完成した天安門の南にある東西 500 メートル、南北 880 メートル、総面積 44 万平方メートルの世界最大の広場。
中華人民共和国のシンボル的存在の広場です、広場中央に建つのが人民英雄記念碑で、西に人民大会堂、東に中国革命歴史博物館、南には毛主席記念堂が建っている。いつも観光客で賑わっているが、 20 世紀の歴史舞台としてその役割を果たしてきた。

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